Fabio Caramuru / Tom Jobim

今までブラジル音楽に馴染みのなかった人にも、そしてブラジル音楽を飽きるほど聴いてきた人にも聴いて欲しい、そう思わせるアントニオ・カルロス・ジョビン・カヴァー作。

ブラジルのピアニストはどちらかと言うとジャズに影響された演奏家が多い中でこの作品は、原曲の良さを生かす正攻法の演奏でありつつ、その独特のフレージングがこれまでのどんなジョビン・アルバムとも違った個性を感じさせます。それは、楽譜に書かれてあることがまず第一であり、そこから演奏家のイマジネーションとともに新たな魅力を産みつけて行くクラシック的なアプローチであるとも言えるでしょう。もともとクラシックのピアニストとしてキャリアをスタートし、ジョビンの研究も重ねてきたファビオ・カラムルーというピアニストならではのアルバム。淡々とした旋律はジョビンが作った音の並びを整えクリアにし、その美しさの純度を高めているかのように聴こえます。"Tom"とはジョビンを愛するブラジル人たちが呼ぶ愛称。その名前をそのまま冠したアルバム・タイトルに、故人への最大級の敬意を感じさせます。


[ DISC A ]
01. CHORO ♪ 

02. MEDITAÇÃO ♪ 

03. ESPERANÇA PERDIDA
04. CHEGA DE SAUDADE ♪ 

05. DESAFINADO
06. SE TODOS FOSSEM IGUAIS A VOCÊ
07. SÓ DANÇO SAMBA
08. AMPARO
09. CHOVENDO NA ROSEIRA ♪ 

10. LUIZA ♪ 

11. QUEBRA-PEDRA
12. EU TE AMO ♪ 

13. INSENSATEZ
14. ANOS DOURADOS ♪ 


[ DISC B ]
01. ÁGUA DE BEBER
02. GAROTA DE IPANEMA  ♪ 

03. FALANDO DE AMOR
04. WAVE  ♪ 

05. ESPELHO DAS ÁGUAS ♪ 

06. SAMBA DE UMA NOTA SÓ ♪ 

07. DINDI
08. CANTA, CANTA MAIS
09. SABIÁ
10. FLOR DO MATO
11. RETRATO EM BRANCO E PRETO
12. TWO KITES
13. VALSA ROMÂNTICA ♪ 

14. MODINHA

total playing time: 54:44/45:18

1枚目は完全なピアノ・ソロ・アルバムとして作られた1997年録音の『Tom Jobim Piano Solo』。エレクトリック・ベースを加えより音楽的な広がりを持たせた2006年録音の2枚目(1&2曲目のみやや先鋭的な演奏)。2007年に本国ブラジルでリリースされていたものが、ジャケットを新装しジョビン生誕90周年を祝う記念版としてこの度flauレーベルより再CD化されました。


Fábio Caramuru 公式プロフィール ― 
ブラジル・サンパウロ出身のピアニスト。80年代にフランス政府のスカラシップを受け、アルフレッド・コルトーの門下生にして、かのガブリエル・フォーレのお気に入りとして知られた伝説的な女性ピアニストMagda Tagliaferroに師事する。ジョビンの研究によりサンパウロ大学で修士号を取得、ブラジル国内にてジョビンの偉大なる専門家の一人として知られることとなる。Caramuruは映画、演劇、ダンスなど様々な分野で活動し、革新的なプロジェクトを進めている。flauより昨年リリースされ、ロングセラーを続ける『eco musica - conversas de um piano com a fauna brasileira』は彼のクリエイティヴで個性的なアプローチの良い例の一つである。2017年4月に全国7都市7公演で初来日ツアーが決定。
レーベルサイトにミニ・インタビューが掲載されています。→http://www.flau.jp/releases/65.html

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型番 FLAU 65 国内盤(2枚組)/3面紙ジャケット仕様
価格 3,024円(税込)
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