47弦のグランドハープを愛用するメアリー・ラティモア。その魅力は、先鋭的でありながら心地よさを持つところ。
ハープが持つ幻想的な響きと、ギター、テルミン、ピアノそして電子的なエフェクトによって作られる彼女の音楽は、生活のワンシーンを切り取とったような物語性よりも、普遍的な感情を形にしているかのよう。2017年の夏、ヘッドランズ・アートセンターの音楽アワードの賞典として他のアーティストとともに招かれ、ゴールデンゲートブリッジを見下ろせる丘の上の広々とした納屋で2か月に渡り自由にハープを弾くことを与えられたところからこのアルバムの制作がスタートしました。アメリカ郊外の風と土を感じさせるような牧歌的な雰囲気が漂い、弾き過ぎることのないそのミニマルな響きにずっと浸っていると、夢見心地にもなることでしょう。
01. It Feels Like Floating
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02. Never Saw Him Again
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03. Hello From the Edge of the Earth
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04. Baltic Birch
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05. Their Faces Streaked With Light and Filled With Pity
06. On the Day You Saw the Dead Whale
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07. Wind Carries Seed (Bonus Track)
08. Be My Four Eyes (Bonus Track)
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total playing time: 60:35