細野晴臣 / HoSoNoVa

2011年、今や仙人級の存在感を示す細野晴臣の、ファースト・ソロ『HOSONO HOUSE』以来38年ぶりとなる本格ヴォーカル・アルバム。細野ファンはもちろんのこと、はっぴいえんどやその後のソロ作を追いかけていない人にも是非聴いていただきたい作品です。独特の味わいを持つその歌声の魅力に、もし初めて触れるのであれば、それはとても幸せなことではないでしょうか。

全編に漂うちょっとした気だるさが心地よい、「ああ、こんな大人になりたい」と思わせる円熟の境地。往年のポップス/ブルースのカヴァー以外、全体の2/3がオリジナル曲で占められた今作は、ルイス・ボンファやジョアン・ジルベルトなど(細野氏自身が今まで避けてきたと言う)ボサ・ノヴァが、その音作り曲作りに影響を与えているとのこと。かつてのトロピカルなサウンドやムード音楽的なアプローチとはまた違った繊細さが感じ取れます。

新旧豪華ミュージシャンの参加も最高のうま味成分に。「旧」は鈴木茂(ギター/06,11)、林立夫(ドラム/07,08)、佐藤博(キーボード/07,08)といったティン・パン・アレーのメンバーやオノ・ヨーコ(ヴォイス/11)、そしてはっぴいえんどのラスト・アルバム以来となるヴァン・ダイク・パークス(ピアノ/09)が参加。「新」はCocco(ヴォーカル/08)、中村まり(コーラス/10,11)など。レーベルメイト、コシミハルのアコーディオンや、高田漣のマンドラ(マンドリン)の音色もあたたかい穏やかな前半と、ドラムが活躍して少し気分も盛り上がる後半、といったような流れになっています。


01. Ramona ♪ 

02. Smile ♪ 

03. 悲しみのラッキースター ♪ 

04. Rosemary, Teatree
05. ただいま
06. Lonesome Road Movie
07. Walker's Blues ♪ 

08. バナナ追分 ♪ 

09. Lazy Bones ♪ 

10. Desert Blues
11. Kimona Girl ♪ 

12. Love Me ♪ 


total playing time: 44:32


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型番 VICL-63777 国内盤/デジパック仕様
価格 3,240円(税込)
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