ひまわりの海〜セヴラック:ピアノ作品集 舘野泉(p)

南フランスの夏の景勝、一面のひまわり畑。トゥールーズに近い田舎町で生まれたセヴラックは同じフランスのドビュッシーからも一目を置かれる作曲家で、南仏らしい土の香りがする作風が特徴です。同世代のドビュッシー、ラヴェルら多くの作曲家がパリに集中し、都会的なセンスと音楽家としての名声を求めたのに対し、セヴラックは田舎の素朴な暮らし、農業や自然の力強さに美を求めました。

フィンランドに在住し、北欧音楽のスペシャリストとして多くの録音を残しているピアニスト舘野泉。2002年1月、脳溢血により右半身不随となるものの、左手のみの演奏家として再起を果たし話題となりました。本作は病気前の録音で、彼が学生時代から愛情を注いできたセヴラックの録音集。タイトルどおりのイメージを思い起こさせる《大地の歌》や、ラングドック、セルダーニャ(スペイン)といった地方の田園風景をモチーフにした作品は、まさにセヴラックの特徴を表したもの。中でも雨と休日的には、ヴァカンス・シーズンに聴きたい《休暇の日々から》が一押しです。ブックレットにはセヴラックの故郷の写真や、「セヴラックへの想い」と題された舘野自身による文章などが載っています。

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デオダ・ド・セヴラック(1872-1921):
[CD 1]
≪大地の歌≫・・・7部からなる農事詩
01. 序曲:大地の魂 ♪ 

02. I. 耕作 ♪ 

03. II. 種蒔き ♪ 

04. 間奏曲:夜のおとぎ話 ♪ 

05. III. 雹 ♪ 

06. IV. 刈り入れ時 ♪ 

07. エピローグ:婚礼の日 ♪ 


≪ラングドック地方にて≫
08. I. 祭りの日の畑屋敷をさして
09. II. 沼で、夕べに
10. III. 牧場における乗馬
11. IV. 春の墓地のひと隅
12. V. 農家の市の日

13. ≪水の精と不謹慎な牧神(ダンス・ノクターン)≫ ♪ 

14. ≪日向で水浴びする女たち≫ ♪ 


[CD 2]
≪セルダーニャ≫・・・5つの絵画的習作
01. I. 二輪馬車で ♪ 

02. II. 祭り
03. III. 村のヴァイオリン弾きと落穂拾いの女たち
04. IV. リヴィアのキリスト十字架像の前のラバ引きたち
05. V. ラバ引きたちの帰還

≪休暇の日々から≫ 第一集(全8曲)
06. シューマンへの祈り ♪ 

07. I. お祖母様が撫でてくれる ♪ 

08. II. 小さなお隣さんたちが訪ねてくる ♪ 

09. III. 教会のスイス人に扮装したトト ♪ 

10. IV. ミミは侯爵夫人の扮装をする
11. V. 公園でのロンド ♪ 

12. VI. 古いオルゴールが聴こえるとき ♪ 

13. VII. ロマンティックなワルツ ♪ 


≪休暇の日々から≫ 第二集(全3曲)
14. I. ショパンの泉
15. II. 鳩たちの水盤
16. III. 二人の騎兵

17. ≪ポンパドゥール夫人へのスタンス≫

舘野泉(ピアノ)
録音:2001年

total playing time: 72:32/71:56


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型番 WPCS-11028/9 国内盤(2枚組)
価格 4,104円(税込)
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