フェルドマン:バニータ・マーカスのために リーブナー(p)

20世紀にもっとも静かであった作曲家のひとり、モートン・フェルドマン。図形を楽譜として使用した最初の作曲家とされ、作曲活動の初期にはジョン・ケージにも影響を受けた前衛的な作風だったが、晩年にはメロディアスで非常に静かな作品を残した。弟子であるバニータ・マーカスに捧げた本作は、彼が残したピアノ曲の中でも特に静謐な作品。フェルドマンの作曲は、特定のフレーズを緻密なパズルのように組み合わせているかのようで、同じようなフレーズが延々とピアニシモで演奏され、浮かんでは消えてゆくように数十分続いてゆく。

現代音楽を得意とする女性ピアニスト、ザビーネ・リーブナーは、この曲をさらにゆったりとしたテンポで演奏しており、音に耳を傾ければ心が無になっていくような感覚すら味わえる。カップリングとして同じく晩年の作『廃墟の静寂(マリの宮殿)』を収録。


モートン・フェルドマン(1926 - 1987):
[ Disc 1 ]
01. For Bunita Marcus, beginning ♪ 


[ Disc 2 ]
01. For Bunita Marcus, conclusion ♪ 

02. Palais de Mari ♪ 


ザビーネ・リーブナー(ピアノ)
録音:2006年

total playing time: 63:37/51:02


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型番 OC-594 輸入盤(2枚組)
価格 3,690円(税込)
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