日常を歌にするのは難しい。そこに歌ができたのなら何かしらの出来事があったはず。些細な出来事であったとしても、それが人生にとって大事なことかも知れない。素直に、愚直にその喜びを歌う。そのこと。
01. 木漏れ陽
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02. 茶の間
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03. 散歩
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04. 雨音
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05. 手紙
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06. 時
07. 光
total playing time: 41:01
Sphontik名義で活動してきた木原健児がソロ名義(漢字)でリリースする初の歌ものアルバム(2019年作)。細やかな音の作り込みと浮遊感、そして撫でるように優しい歌声。Sphontikでも見せていた穏やかな日常感が踏襲されたアコースティックとエレクトロニクスのバランスの妙、そしてスティールパンがアクセントに。「手紙」では宮内優里がアレンジ担当で、自身の名曲「読書」の姉妹曲のような印象があったりするところもポイント。