人里を離れ住むピアノ弾きであれば、音楽とともに生きるように弾き、孤独を癒すのではないだろうか。
これは寂しさ抱いて生きる人を支える音楽。そのとき音楽は時計のような存在かもしれない。あるいはロウソクの火のような存在かもしれない。そして孤独を否定することなく、孤独の隙間を満たしていくのではないだろうか。
これまでの作品とはまた違った暗めの曲調が、聴く者に新たな物語を与えるような魅力を放つ、ピアノ/トイピアノ奏者・木太聡の2016年作。
01. カフカ
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02. 回転木馬
03. 顔
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04. 酔いどれ詩人
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05. オネ=ル=シャトーの事件
06. トリヴァ夫人の瞳
07. 微かな熱
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08. 深い皺
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09. 王と月
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10. 紡ぎ歌
11. 未完の肖像
12. 道化は不機嫌
13. 自由の贋作
14. 証言
15. 法学者の物差し
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16. 寓話
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total playing time: 63:31
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木太聡作品一覧