自宅の窓を開け放ち自然を受け入れながら演奏するマージナリア・シリーズ。その第2集。
高木正勝がどれだけ国際的な名声を得ようとも、彼の中に宿るのは日本的(潜在的)情緒だと言えるのではないでしょうか。プライヴェートで録音されたこのピアノ曲の端々にも、私たち日本人の感性に素直に染み込んでくるものを感じられるはず。その情緒は、なにも森に根付くものに限らず都市の中で生まれるもの(例えば郷愁のような感情)だってあることでしょう。
セミと語らう02の喧騒から一転静かな秋の虫とランデヴーする03&04…というように、録音された日付を見ながら自然のサウンドスケープを想像することの楽しみ。あるいは付いていないタイトルを妄想するのもまた一興かと。
01. Marginalia #7
02. Marginalia #17
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03. Marginalia #24
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04. Marginalia #27
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05. Marginalia #35
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06. Marginalia #12
07. Marginalia #44
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08. Marginalia #4
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09. Marginalia #31
10. Marginalia #13
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11. Marginalia #43
12. Marginalia #39
13. Marginalia #45
14. Marginalia #46
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録音:2017年4月〜2018年8月
total playing time: 75:19