COVID-19のパンデミックの中、ヘニング・シュミートは毎日ピアノに向かい日記のようにこれらの曲を録音し、新たなアルバムとして形にしてくれました。前作『Schlafen』と同じ、自宅のリビングにあるアップライトピアノ。そのため通りの音や風の音なども一緒に録音されています。今回はさらにチューニングを下げ電子音をバックに。ピアノはすべて１テイク。彼の作品としては（『Schlafen』を除き）テンポ遅めの曲が多いのも特徴的。不安が渦巻く中、いくつかの安堵を頼りに心の平穏を取り戻す。「いろいろなことがある」日常の中で、その「いろいろ」をヘニングはピアノ音楽として形にしてくれている、そんなアルバムなのかもしれません。遠くドイツから世界中のリスナーのそばに共感を伴い繋がることで、「今」の「日常」の中で特別な存在になるであろうアルバムです。


01. Late　♪　
02. At Dawn　♪　
03. Thursday 7th　♪　
04. Some Afternoon
05. Sunrise
06. 25 To 7
07. Half Past　♪　
08. Saturday 27th
09. Midnight　♪　
10. Wednesday Morning
11. Friday 9th
12. Much Later　♪　
13. Tuesday 16th
14. Too Early
15. Twentyfive Past Four　♪　
16. 12:01 Am

total playing time: 45:46

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