1970年代より活動するブラジル音楽の重鎮、エドゥアルド・グヂン。女性シンガーとの共演作が多く、2022年の本作でもレラ・シモインス(ヴァイオリン)、ナイラ・ガロッタ(ピアノ)のふたりを楽器とともにメイン・ヴォーカルとして迎えています。「ワルツ、ショーロそして歌」と題されたとおり、ゆったりとしたヴァルサ(ワルツ)、軽快なショーロのリズムが特徴的で、室内楽的サウンドは優雅ですらあります。面白い点としては、大半を占める短調の曲でも曲中にメジャーコードのフレーズが顔を出すことが多く、それがある意味快感。ボサ・ノヴァともサンバともまたひと味違った、大人の雰囲気と心地よさに満ちた良盤です。08〜12曲目の並びが特に美しい!
01. Arrebentação
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02. Jacob
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03. O velho e o rio
04. Poente
05. Elegância antiga
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06. Choro do amor vivido
07. Navegador
08. Paulista
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09. Fábula
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10. Luzes da mesma luz
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11. Recordação de mim
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12. Valsa anônima
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13. Lenda
Eduardo Gudin – guitar
Lela Simões – violin, viola, vocal
Naila Gallota – piano, vocal
Ronen Altman – bandolim (2, 8)
Fernando Goldenberg – harmonica (4)
Renato Braz – vocal (10)
total playing time: 59:40
※完売となっていたデジパック仕様からハードカバー仕様にデザイン変更されリイシューされました。限定入荷となる可能性がございます。(2024/10/09)