Joao Gilberto

邦題『三月の水』。自らが編み出したボサ・ノヴァというスタイルを自ら別次元のものに昇華させていったような1973年作。アルバムタイトルは無く、伴奏も最低限。6分半におよぶ「Undiú」で聴ける人力ミニマル・ミュージックの境地のような歌から、娘に捧げた「Valsa」や奥さんミウシャとのデュエット「Izaura」のような甘い歌まで曲想の幅も広く、人ひとりが生み出す世界としてはあまりに奥深いと言えます。「ボサ・ノヴァ」という括りながらじっくりと向き合って聴きたい1枚。その深淵には到底辿り着けなさそうな気がします。


01. Águas De Março ♪ 
02. Undiú ♪ 
03. Na Baixa Do Sapateiro ♪ 
04. Avarandado
05. Falsa Baiana
06. Eu Quero Um Samba
07. Eu Vim Da Bahia
08. Valsa (Como São Lindos Os Youguis) (Bebel) ♪ 
09. É Preciso Perdoar
10. Izaura ♪ 

total playing time: 50:17

歌詞・解説付き。高音質SHM-CD仕様(すべてのCDプレイヤーで再生可能)での2023年再発盤。

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品番 UCCU-6255 国内盤
価格 1,650円(税込)
在庫状況 1