「Bare Være」は「Just Be」。あるがままに、私のままに。ノルウェーのピアニスト、Maren Selvaagによる2019年の本作は、コンサートで訪れたトロンデラーグにある文化遺跡の修道院からインスピレーションを受けたという作品です。彼女はタウトラ島にあるタウトラ・マリアクロスターという修道院で3日間、身体を休ませ、心を整えた静寂の時を過ごし、これらの曲を作曲しました。ノルウェーの伝統と彼女のベースとなっているジャズ(モーダル・ジャズ)が融合された、北欧の澄んだ空気を想像させるようなアンサンブル。民族楽器ハーディングフェーレ(Hardanger Fiddle)の多層的な響きがまるで弦楽重奏のように聞こえ、4つの楽器だけとは思えない音の広がりを見せてくれています。
CD版のジャケットは、美しいポートレートや録音風景、Maren自身による作品解説(ノルウェー語/英語)を含んだ40pフルカラーのハードカバー・ブックレット仕様となっています。
01. Vigilien
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02. Salme Nr. 1
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03. Chilly Baroque
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04. Epanouir
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05. Lokrian
06. Rommet Mitt
07. Sirkler
08. Kompletorium
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09. Den Lille Halen
Maren Selvaag (Piano & Compositions)
Helga Myhr (Hardanger Fiddle)
Julie Rokseth (Folk Harp)
Sigurd Hole (Double Bass)
録音:2019年 レインボー・スタジオ(オスロ)
total playing time: 46:02