十七絃箏と、カリンバ/ハーモニウム/女声による音の綴り。
柳平淳哉とのデュオ・ユニット「いろのみ」ではプログラミングとリュート、箏を演奏してきた磯部優による、十七絃箏をメインとした2024年ソロ・アルバム。中低音の響きに豊かな印象を受ける十七絃箏が持つシンプルさと奥深さ。”えな”という言葉の響きを発端として、彼の創作の根源である和の要素、日常の自然風景をインスピレーションに、指で弾く箏の柔らかな音色で紡ぎ出された即興曲集。
パッケージは西村優子(折形デザイン研究所)による、伝統的な「折形」を取り入れたもので、麻を漉き込んだ和紙と麻紐でCDを包む特殊な作りになっています。
稲の雫に 光る碧
衣に宿る 草花の色
暮らしの光を 糸で繋げば
山々の恵の 雨が降る
水面は広がり 霞を生み
広がる海に 舟を渡せば
内なる胞衣に 旅立ちの時
01. ina shizuku
♪
02. koromo yado
03. syoku iro
♪
04. kurashi no hikari.
05. nuno to ito
06. yama megumi
♪
07. ama tubu
08. kasumi
♪
09. awa umi
♪
10. ena
♪
all music : yu isobe. (17-strings koto)
collaboration through improvisation by
kalimba: kenji sato (nohara) (trk5, 6, 7)
voice, harmonium: phoka(trk8, 9, 10)
total playing time: 52:06
※CDが置かれた台紙に因るホコリ(細かな紙片)が盤面に付いております。柔らかい布などで拭いてから再生してください。
※ジャケットの和紙製作に時間を要するため、品切れ後の再入荷にはお時間がかかる場合がございます。