「Wurzeln=ルーツ」、そして「Flügel=翼」。出発する場所、いつか帰る場所。
ミュンヘンで結成され近現代音楽を主なレパートリーとするダンデリオン五重奏団のメンバーとしての活動の傍ら、シンガー・ソングライターとしても5枚のアルバムをリリースしているオーボエ奏者ミリアム・ハニカの2023年作。アルバムのコンセプトは"Home"。"Aufbruch(旅立ち)"、"Die Welt Dort Draußen(外の世界)"、"Rückkehr(帰還)"、"Abschied(別れ)"、"Neuanfang(新たな始まり)"という五部構成になっており、挑戦と不安、安堵や覚悟が込められた中にポジティヴなパワーを感じさせる良質なポップ・アルバムになっています。自らの歌とオーボエ演奏のほか、弦楽重奏やハープなどの伴奏アレンジもミリアム自身が手掛けるという才媛ぶり。クラシカルな土台を細部に感じさせつつ、ポップスとしてのメロディの質の高さが魅力の1枚です。
Aufbruch
01. Wurzeln Und Flügel
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Die Welt Dort Draußen
02. Dasselbe Alte Lied
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03. Zahlenkinder
04. (53520) Schuld
Rückkehr
05. Lila
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06. Sehnsucht
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Abschied
07. Kreide Auf Asphalt
08. Manchmal Vergesse Ich Zu Leben
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Neuanfang
09. Träumern Fällt Immer Etwas Ein
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10. Spuren
total playing time: 43:56
深みのある青緑色のデジパック仕様。フルカラー20pのブックレットには歌詞(ドイツ語)が掲載されています。
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