グラシン紙を外し3面に折りたたまれたジャケットを広げると、小さな窓に散りばめられた空とも水とも見える風景たち。普段目に見える風景のひとつひとつに様々ないのちが見え隠れする。松井まどがピアノで描くのはそれらいのちへの賛歌、願い。のびやかに躍動し、きらめきを放ち、包み込むような安らぎを与える、いのち。
きらきらと美しく輝く様という意味の珊々(さんさん)の言葉からイメージは大空に広がっていく。確かなクラシック音楽の素養からくるタッチと曲構成の質の高さが光る、ピアニスト松井まどの1stアルバム。教員を経て改めて音楽家として再スタートしたというその音楽には、ピアノを弾く、その喜びが感じられます。
01. Suu
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02. 夕星の瞬き
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03. KiKi -今昔絵巻-
04. 子供の庭 -Kindergarten-
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05. Hommge
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06. Spielen
07. 青の底で歌う
08. ここにいる
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09. 小満
10. きいろのダンス
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total playing time: 38:00