落ち着きをもたらすことが決まっているかのような不文律の如きアパラチアのメロディー。揺れる風見鶏のような淡々としたバンジョー&ギターの響き。父の死をきっかけに自らのルーツであるアパラチアン・ミュージックに向き直し作り上げたという、シンガー・ソングライター、ローラ・ベアードの2025年作。
歌は常に自然のそばにあり、月、草木や大地のもと、ダウナーな歌唱とミニマルな伴奏が幻想的な音世界をもたらしています。内ジャケットには歌詞と「play it soft」の文字が。誰かを想い、誰かのために歌う。大袈裟でないからこそ、その哀悼の想いは強く、染み込むよう。バンジョーが伴奏に入った作品でこれほど静けさを感じさせるものはなかなかないでしょう。風の音ぐらいの大きさで流したい1枚です。
01. Days of Blue
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02. Baby Coming Home
03. Moon Through the Tree
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04. Your Sweet Face
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05. Trellis
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06. Under Blue
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07. Grace
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08. Apocalyptic Lullaby
09. To Sleep
10. One Last Time
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total playing time: 39:49