「音の減衰」――青木隼人が意識し実践してきた音の「間」であったり、消えていく音の「響き」であったり、音が共鳴する「空間」であったり…。いつものギターではなくピアノを奏で、『Echo』という単語がストレートに用いられたこのアルバムで、その音の「間」への意識は特に研ぎ澄まされているかのよう。
ピアノのみの「Echo」、ギターとピアノによる「Room Echo」。2曲それぞれ27分/44分という長尺で繰り返される一定のメロディ。それに包まれていると、ゆったりとしたちょうど良いリズムが身体に生まれてくるのでは。サティが作った音楽にも似つつ、しかしとても今日的でインティメイトな“ambientic music”。録音は2006年と2010年。ピアノがあったかつての自宅に流れていた時間へ、時が経って感謝の手紙を送るようなアルバム。
→
blog
01. Echo
♪ ♪
02. Room Echo
♪ ♪
total playing time: 71:43
→
http://grainfield.net/echo/
(『Echo / Room Echo』特設サイト)
→
AOKI, hayato関連作品一覧
※こちらの商品はレーベル在庫完売の為、在庫限りの販売となります。(2022/12/13)
【購入枚数制限について】
限定入荷のため本商品につき購入はおひとり様累計1枚までとさせていただいております。