ロンドンからスコットランドへ。ふたつの夏とひとつの冬にかけて作られた旅の想い。
ヴァシュティ・バニヤンが1970年にたった100枚ほど作ったこのアルバムは、歴史の中に埋もれながらも心あるリスナーに語り継がれてきた、ブリティッシュ・フォークの隠れた名盤です。馬車を引き、愛する動物たちに囲まれたヒッピーのような生活。少しの風で消えてしまいそうなろうそくの灯のような歌声は、子守唄のようにすべてを優しく包み込み、身近なものを愛でる歌詞は、人生に必要なものはそう多くはないのだと教えてくれます。絵本のような挿絵の入ったブックレットも素敵です。
その後彼女はスコットランドに移住し子どもを産み、牧場などをして音楽からは完全に身を引いていたのですが…この先の物語は35年ぶりのセカンド・アルバム
『Lookaftering』に続きます…。
01. Diamond Day
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02. Glow Worms
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03. Lilly Pond
04. Timothy Grub
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05. Where I Like To Stand
06. Swallow Song
07. Window Over The Bay
08. Rose Hip November
09. Come Wind Come Rain
10. Hebridean Sun
11. Rainbow River
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12. Trawlerman's Song
13. Jog Along Bess
14. Iris's Song For Us
[Extra Tracks]
15. Love Song
16. I'd Like To Walk Around In Your Mind
17. Winter Is Blue
18. Iris's Song Version Two
total playing time: 40:00