人生の悲しみと美の儚さを知っていれば強くなれる。ヴィム・ヴェンダース『都会のアリス』にも出演していた(本作にも収録の「Softly」を歌っていました)というシビル・ベイヤーはドイツ人女優。70年代初めに自宅で録音したというのがこの音源です。ヴァシュティ・バニヤンを思わせる囁くような歌声。全編ギター弾き語り(ラスト14曲目のみストリングス入り)による物憂げな曲調。誰にも会いたくないようなひとりの夜に、そっと寄り添ってくれるはず。
01. Tonight
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02. I Lost Something In The Hills
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03. The End
04. Softly
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05. Remember The Day
06. Forget About
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07. William
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08. Says Elliott
09. Colour Green
10. Driving
11. Girl
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12. Wim
13. Forgett
14. Give Me A Smile
total playing time: 33:05
長らく廃盤状態でしたが同じOrange Twin Recordsより2023年再CD化。旧盤とはジャケ裏のレーベルロゴデザインが異なるぐらいでほぼ同じ仕様となっています。