インドネシア留学後、岡山でガムラン教室を開き、音楽だけでなく映像作品など幅広い活動をおこなう岩本象一。木太聡のレーベル"mendelbooks"より2016年にリリースされたファースト・アルバムとなる本作の発端は「どのような楽器でも西洋規範に囚われず、独特の解釈で演奏するその音を作品に残したい」という木太の願いだったそうです。
ガムランではなくピアノとクラシックギターがメインで、スリンやグンデルといったインドネシアの楽器も時折。即興で演奏された曲は、淡々としていながらも技巧を凝らし多彩な音色を生み出していることがわかります。水面に漂うように、帰路という寂しさと安堵が混じった、船の上で詩を詠むような21曲。
01. 寂たる帰航
♪
02. 自由落下
♪
03. 朝
04. 南風に舞う灰
♪
05. 泥棒遁走
♪
06. 意馬心猿
♪
07. 小舟の先で
08. 歩くこともせず
♪
09. 白夜
10. 幻を刈る
11. あてどなく
12. 小戯れ
13. 似非の道化
14. 占儚し
15. 涙
16. 霧中の祭礼
17. 名前のない家族
♪
18. 雨
♪
19. 同じ夕暮れ
♪
20. 誇り
21. 救われる寒さ
使用楽器/ピアノ、クラシックギター、ハルモニウム、シトゥル、スリン、グンデル
演奏/詩:岩本象一
プロデュース/録音:木太聡
total playing time: 49:41
→
岩本象一ウェブサイト
→
岩本象一関連作品一覧
→
木太聡&mendelbooksレーベル取り扱い作品一覧
※2024年2月入荷分より新装ジャケット/価格変更となりました。