本職は岡山で開くジャワガムラン教室。近年では映像作品『gong batu』が国際映画祭で音楽賞を獲るなど多才な活動を見せる岩本象一。
『寂たる帰航』に続き木太聡のレーベル"mendelbooks"よりリリースされた2018年セカンド・アルバム。
384,400キロメートルは月までの距離。本作もガムランではなくピアノをメインとしながら、前作よりも使用楽器はヴァラエティに富んでいます。岩本象一の音楽は余白が多く、完全即興ながら情景を描写しているかのよう。その視点は海を渡るような広さを持ちます。しじまの中で見る夢の如き22の詩篇。箔押しが施された厚紙ジャケット(26×15cm)に折り込まれたポスター(38×49cm)や詩とともにイメージを膨らませてください。
01. 陽に寄せて
02. 白銀の丘
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03. モーリタニアの貨物列車
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04. 靄を漕ぐ
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05. 陸の漁師
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06. 香水塔の待ち人
07. ラプラースの魔物
08. 調子の良い贋作家
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09. 尭風舜雨
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10. 月を射る
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11. 闇を宛て
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12. 欺かれるべき
13. 灯台守はどこへ
14. 無形の筏で
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15. 碧落の象
16. 火病の皇
17. 三文役者の流儀
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18. 風見鶏は仰いだ
19. オーロラモス
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20. 徒党の蹊
21. 老いた目に映すは
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22. 嘯く使徒
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使用楽器/ピアノ、カチャピ、クラリネット、クラシックギター、エレキギター、コラ、アイリッシュハープ、シュルティボックス、ボナン、ブンデ、クノン、足踏みオルガン、大太鼓、声
演奏/詩/写真:岩本象一
プロデュース/録音:木太聡
total playing time: 55:40
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