1曲目の冒頭。あまりにも繊細で儚い歌声。わずか3枚のアルバムを残し若くしてこの世を去ったノルウェーの伝説的シンガー、ラドカ・トネフ1982年のラスト・アルバム。1998年のソロ作『Ebony Moon』も評価の高いスティーヴ・ドブロゴスのピアノのみを伴奏に、まさに妖精がこの世に現れたかのような歌を聴かせてくれる、ジャズという範疇を超えた1枚。
01. The Moon Is a Harsh Mistress
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02. Come Down in Time
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03. Lost in the Stars
04. Mystery Man
05. My Funny Valentine
06. Nature Boy
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07. Long Daddy Green
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08. Wasted
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09. Before Love Went Out of Style
10. I Read My Sentence
total playing time: 41:13
開店当初よりベストセラーとなっていた国内盤が廃盤となった後、しばらく入手出来なかった作品ですが、リリース40周年を記念して見開き紙ジャケット&リマスター・エディションとして待望の再発。オリジナル・マスターからリマスタリングされた音質は残響も美しく、その優秀な録音を改めて実感でき、旧盤を持っている方にも是非買い直していただきたいリイシューとなっています。