トビアス・ヴィルデンという才能の蕾を見つけた2013年の傑作『A Path to Open Air』。その続編がKitchen. Labelからリリースされました。ギター、チェロ、コントラバス、さらには三線に、高音低音に幅をもたらす独自のチューニングを施したギター(8曲目のみピアノメイン)。風景を描くその音色は澄み渡った空。遠い山々。山道を抜けた先に眼前に現れる広大な景色のように。旅の中で自分と向き合うときのような、感情的過ぎない内省的なナチュラルな響き。前作の開放感そのままにギター以外の楽器が加わったサウンドは更なる広がりを持った音の風景を見せてくれます。
01. Altitudes
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02. Beneath the Stones
03. Crosswinds
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04. Encounters
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05. Unraveling
06. Spring Nomad
07. Tidelands
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08. On the Surface
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total playing time: 24:23
ジャケットは丸窓のある透明シートの下に表裏で違う景色を差し込める仕様で、改めてジュエルケースのデザイン性を感じさせるものとなっています。