アンビエント・ミュージックの始祖、ブライアン・イーノの曲をピアノ(とElectric Bowという小さな振動機)だけでカヴァーするという簡単なようで難しいことに挑戦したのは、Pitchforkでも"one of the most exciting pianists in the contemporary American classical scene"と評されたニューヨーク在住のピアニスト、ブルース・ブルベイカー。ピアノの音色がイーノの作ったメロディを鮮麗に浮かび上がらせ、スタジオとテープループで作られたアンビエントの世界をピアノという箱の中の世界で完成させた意欲作。原曲よりもミニマルな点がまた良いのです。フランスのレーベルInFinéからのリリース(2023年作)。
01. Music For Airports, 1/1
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02. Music For Airports, 2/1
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03. The Chill Air
04. By This River
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05. Music For Airports, 2/2
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06. Emerald and Stone
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total playing time: 39:38