Notenbüchlein…音楽帳と題されたこのCD。中南米で生まれた大型の木琴楽器マリンバの、その柔らかくおおらかな音色でバッハを演奏したなら…というアルバムです。ピアノと違って厚い和音を奏でられない、弦楽器のように伸びやかに響かない、マリンバ。それが功を奏してか、モノクロのジャケットのようにどことなく孤独感を漂わせる、軽やかで繊細な演奏のバッハ・アルバムとなっています。バッハが生きていた時代、ヨーロッパには存在していなかったはずのマリンバでの演奏。クラシック作品としては異色でありながら、この独特の世界観は格別なものです。
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001
01. アダージョ
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02. フーガ:アレグロ
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03. シチリアーナ
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04. プレスト
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『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』より
05. メヌエット BWVAnh.114
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06. メヌエット BWVAnh.115
07. メヌエット BWVAnh.116
08. ポロネーズ BWVAnh.119
09. 行進曲 BWVAnh.124
10. ミュゼット BWVAnh.126
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
11. 前奏曲
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12. アルマンド
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13. クラント
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14. サラバンド
15. メヌエット
16. ジグ
前奏曲とフーガ変ロ長調 BWV866
17. 前奏曲
18. フーガ
クーン・プラーティンク Koen Plaetinck(マリンバ)
録音:2010年
total playing time: 54:47
※現在日本語帯/解説は付いておりません。(画像2枚目)