例えば同じ午後でも時間の流れは違う。調和と不協が見え隠れする。時間はすべての人にとって決まり事のひとつに過ぎない。そして音楽は時間を表現できる芸術のひとつ。時間=瞬間瞬間の重なりが常に異なった表情を見せるように、音楽によってそれを表現しようとするキース・ケニフの2025年作。彼のgoldmund名義としてはおそらく初となる、ヴァイオリンを全面的にフィーチャーしたアルバム。人の内側から見る時間を描くように、ピアノに弦の響きを加え2つの楽器が生み出す違いを示すように、時間の狭間への旅が続く。午後のレイヤーの輪郭はぼやけ、白昼夢のように心地よく。
01 The One Who Stands Still
02 Our Times
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03 Darnley
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04 We Begin Anew
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05 Long Memories
06 Before I sleep
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07 Touch OF Silver
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08 One Of The Two
09 The Broad Belt Of The World
10 Especially So
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11 Prosody
12 All Nature
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13 Evident
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14 Spring Of The Pine
total playing time: 42:13