自身の在り方で聴こえ方が変わるような、写し鏡のような音たち。
いろのみとしても活動する磯部優による『ena』に続く2025年の作は、十七絃箏の独奏によって描かれるアンビエント・ミュージック。演奏は即興で、中には14分におよぶ長編の楽曲も。箏のみの非純邦楽的な演奏であるということの実験性や挑戦的な思科を孕みつつ、いつしかその音色に懐かしさに似た親近性を覚えるようなサウンド。弦は糸、弾くは指。悠然とした中に命の躍動が見えるかのようです。
遠くに響く 鐘の音
樹々や鳥 草花たちの いのちの響き
呼応しながら 森となりて
鐘の音紡ぐ 琴の糸にて
01. I
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02. II
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03. III
04. IV
05. V
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06. VI
07. VII
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total playing time: 69:47
仕様
・CD封筒 岐阜産の手揉み加工の手漉き楮紙の手織り封筒
・包み 高知県いの町産 楮舞い楮紙(田村寛氏 制作)
栃木産精麻紐
・ドローイング 漆+真鍮粉
・ブックレット(6P巻三つ折)
※ジャケット製作に時間を要するため、品切れ後の再入荷にはお時間がかかる場合がございます。
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