冬の長さと夏の喜び。そこから派生する様々な生活様式、アイデア、デザイン、芸術…。そういった北欧の文化に触れるひとつのアプローチとしてこのCDはいかがでしょう。
フィンランドのシベリウス・アカデミーで2012年に出会ったというふたりによるユニット、デュオ・ウニケコ。本作は北欧の作曲家による器楽作品と民謡を取り上げた2024年のファースト・アルバムです。冒頭、教会の鐘の音で始まったり、環境音だけの短いトラック(「カフェ・エンゲルにて」「エスポーの森」)が入っていたり、また、歌のアルバムではないのに民謡など歌詞のある曲の歌詞を掲載していたりと、単なる音楽作品というだけでなく、「文化を伝える」という彼女らの思いが込められた丁寧な作りのアルバムになっています。ウニケコはフィンランド語で「ねぼすけ」という意味。
北欧とそれに繋がるバルト三国などの文化に興味のある方には是非聴いてほしいユニットです。
ヨーロッパの北端で誕生していた音楽はとてもシンプルで素朴な作品たち。みなさまにも、お気に入りの一曲が見つかりますように。―――デュオ・ウニケコ
1. フィンランド民謡:さあ さあ たばこを巻いて
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2. フィンランド民謡:緑の湖畔で
3. カレリア地方の民謡(メラルティン編曲):すてきな夜を
4. アンドレー:美しい秋の日
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5. ステンハンマル:森にて
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6. シベリウス:即興曲 Op.5-5
7. カフェ・エンゲルにて
8. ルーマン:アッサジオ ハ短調 BeRI310 Grave
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9. ルーマン:アッサジオ ハ短調 BeRI310 Allegro
10. ペッテション=ベリエル:組曲 Op.15-3 ゆりかごの歌
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11. スヴェンセン:ロマンス Op.26
12. イェイロ:オーロラ
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13. エスポーの森
14. グリーグ:夜想曲
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15. フィンランド民謡(クーラ編曲):夏の夜
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16. シベリウス:逢瀬から帰って来た少女 Op.37-5
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17. シベリウス:5つの小品 Op.81 より ワルツ
18. ペッテション=ベリエル:組曲 Op.15-2 セレナータ
19. シンディング:夕べの気分 Op.120a
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20. アルヴェーン:森は眠る
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DUO UNIKEKO(デュオ・ウニケコ)
藤田有希(ヴァイオリン)
安保美希(ピアノ)
録音:2023年3月 テンペリアウキオ教会(ヘルシンキ)
total playing time: 67:17
アルバムと同時発売されたレコーディング秘話や北欧の旅を記したフォトエッセイ『TAUKO 〜 ひとやすみ』
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【次回入荷】1月下旬頃の予定です。(入荷日は前後する可能性がございます)